アズマのヒストリー

築き上げた信頼の引継ぎ
私が勤務している営業所は豪雪地帯として知られる地域に位置し、営業職5名・事務職2名の計7名が在籍しています。ベテラン社員が多く、私自身は入社10年目ですが、他の社員は業界での勤続が30年を超える方ばかりです。
その中でも、最も長く勤めているのが私の父であり、今年で勤続50年を迎えました。営業所の創設当初から勤務し、現在の基盤を築き上げた人物です。
父の最大の功績は、大手取引先との信頼関係の構築です。かつては競合他社が多く出入りしていた中で、アズマは不良品が出た際、納入元に関係なく率先して検品・対応を行い、誠実な姿勢を貫いてきました。その積み重ねが少しずつ信頼へとつながり、現在では国内外の付属品や消耗品の取り扱いから、社内で行われるレクリエーションの景品まで頼まれるようになりました。
糸の取り扱いにおいても、当初は本社で一括購入し協力工場へ支給する形でしたが、父が各工場を訪問しキンバスパンをPR。品質や納期に対する信頼を得て、現在では各工場から直接注文いただくようになりました。
この父の姿を聞いて私は営業の仕事とは、「信頼を築くこと」にあると強く感じました。商品や価格だけではなく、誠実な対応、地道な努力、そして相手を思いやる姿勢が、長く続く関係を生み出すのだと学びました。時代とともに営業のスタイルは変化していきますが、どんなに変化しても、人と人との信頼がビジネスの根幹であることは変わらないと実感しました。
この父も2025年12月に70歳を迎え、退社することとなります。築き上げてきた信頼を私たちがしっかりと引き継ぎ、さらに新たな信頼関係を築いていけるよう、日々の業務に真摯に向き合っていきたいと思います。


